弁護士

マンション現場は好き放題にされました。

「A氏は、理事長ではありません。」

「皆様のご要望に何一つお答えできなかった〇〇管理会社は、もう関係ございません。」

「新しい△△管理会社に何なりとお申し付けください。」

「新しい管理体制をお知らせします。」

等々、エントランスに様々な文書を掲示しました。

居住者(賃借人)からは、

〇〇管理会社に問い合わせがありましたが、

現場を押さえられているため、何もできません。

ここまで来て、やっと弁護士に依頼することとなりました。

混沌

こんな馬鹿なやり方が通用するはずがない。

当時、関係者はそんな印象を持っていました。

  • 手続きは踏まない
  • 証拠はない
  • 偽造する

のだから、当然でしょう。

マンション管理センターに問い合わせても、回答は同じでした。

管理組合内部紛争に、マンション管理士は無力でした。

威迫

管理会社をバックマージンで抱き込もうとしたように、

K氏及びB氏、今度は、管理員を威迫します。

「我々が役員になって権限を持ったから、あなたは近々クビになる」

「我々に従うのなら、継続して雇用するが、どうするか」

管理員は事情が呑み込めず、しかし管理会社も回答を持ち合わせていません。

管理組合からは支払いが滞っており(管理員の給与を支払えず)、

通常なら、管理会社は以後の業務を辞退する(管理員はクビ)ことになります。

ただ、このとき、

管理員も、K氏やB氏の言動に違和感を持っていたようで、継続雇用を拒否しました。

結果的に別の現場へ勤務することとなりました。

そのときB氏曰く「ここの管理員はどうするねん?」

驚くばかりです。

攻防の始まり

管理組合メインの銀行口座が凍結されたことにより、

管理会社やその他保守業者への支払ができなくなりました。

  1. 偽の議事録で手続きができれば良
  2. 手続き不可でも、口座凍結なら支払が止まるので可

役員解任の臨時総会報告

役員解任の臨時総会の結果は、

議事録の配布ではなく、報告書の一部配布でした。

当然のことのように、現役員方への送付はありませんでした。

例によって言いたい放題の内容で、

当日の紛糾に関する記載など一切なく、

現役員を悪者にし、新体制を築いた、という勧善懲悪ストーリーです。

役員解任の臨時総会当日③

興味本位で出席した組合員。

散会後、事情を説明するも、火中の栗を拾うことはありません。

態度を明確にする訳でもありません。

とりあえず「静観する」というスタンスを取りました。

代理人弁護士からの通知書

まず最初に、

K氏の代理人を名乗る弁護士から、通知書が理事長(A氏)に届きました。

曰く、

  1. 1/5請求に必要な同意者を集め、同意書を持参したにもかかわらずA氏に対応してもらえなかった
  2. 役員解任の臨時総会議案を示せとの要請は、管理規約上の要件となっていない
  3. よって、期限内に臨時総会を招集しなかったとみなし、K氏が招集する

との内容です。

①は嘘ですが、②は規約上の事実です。

同意者名

理事会は、何度もK氏に接触を図る中、なんとか同意者名を入手しました。

同意者リストを閲覧させてもらう(コピー不可とのこと)こととし、役員の方々が一名ずつ書き写しました。

また、その方々を除くと、同意者が組合員総数の1/5に満たない、というおまけ付きでした。

役員解任の臨時総会招集

理事長は、請求のあった日から4週間以内の日を会日とする臨時総会を招集しなければなりません。

しかしこの時は、1/5請求の証拠(同意したという文書)の提示がないため、

臨時総会が招集できない、という理屈で理事会は対応していました。

ただ、文書で提出しなければならない、という文言は規約にはありません。これは委任の場合も同じです。

それでも何らかの書面を得ておくのが、通常かと思いますが、

その提出を渋る時点で、他意があると疑われて当然でしょう。

理事会は、何度となく接触を図りましたが、

K氏は、様々な理由(風邪で行けない、電話やFAXの調子が悪い等々)で、

役員解任の臨時総会開催請求

K氏からの役員解任を目的とした臨時総会開催の請求を受け、

理事会は、K氏に、

組合員総数の1/5以上の同意を得たという文書の提出を要請しました。

内容証明郵便にて、その旨通知しました。