事前準備

紛争により、上程しなければならない議案はたくさんあるのですが、

とにかく、総会成立を優先し、

最低限必要な決算報告と役員承認、予算承認だけとしました。

さらに、

いつものマンションエントランスだと、

会場を確保し、出入口には受付員を配備、

組合員勢力②

その文書の差出人として、

K氏を筆頭に、S氏、前出のM氏等、

数名の名前が記載されていました。

あたかも、A理事長の不正を暴く有志団といった体です。

B氏のロビー活動の成果かもしれません。

今までの経緯を何も知らない組合員なら、

長年理事長を勤めているA氏に不正疑惑がある、と聞けば、

当然、真偽を確かめようとすることでしょう。

B理事長の登場

B氏より、請求のあった臨時総会は、

A理事長が法律に則り、招集した結果、

すべての議案が否決されましたが、

総会開催請求

突然B氏より、臨時総会招集の請求が、A理事長に対しなされました。

内容は、

オートロック更新工事の実施

前管理会社の排除

新しい管理会社の選定

新しい役員の選任

等々でした。

本当か、嘘か、わかりませんが、

組合員の1/5以上の同意を得ているとのことでした。

勝手工事

もともとマンションのオートロックシステムは古く、

大規模修繕工事終了後の検討課題でした。

ところが、

2020年末、突然「オートロックシステム更新」のお知らせが、

パナソニックテクノサービスから配布されたとの知らせを受けました。

A理事長他、再び大変驚きました。

組合内部の紛争が原因で、

日常のメンテナンス費用さえ支払えていないこの状況で、

そんな大掛かりな工事費用も支払えません。

慌てて、施工予定会社(パナソニックテクノサービス)に連絡を入れ、

管理組合(A理事長)として、そのような発注は行っていない旨、申し入れました。

施工予定会社(パナソニックテクノサービス)は、

以前(K氏?B氏?)から話を頂いていた件で、施工時期が今になったとの説明がありましたが、

現状を詳細に説明したところ、工事中止となりました。

崩壊

このようにして、

B氏の戦略どおりです。

管理会社 vs 管理会社

K氏が新しい理事長を名乗り、

B氏、K氏で、管理会社変更の臨時総会をでっち上げ、

総会当日に、共用部の鍵をすべて交換し、

警備システムも入れ替えてしまいました。

かろうじて、管理組合図書は盗まれずに済みましたが、

その結果、

理事長が2名、管理会社が2社、といった、いびつな姿になってしまいました。

居住者も、組合員も、どうなっているのか、よくわからず、

B氏からの話も、A氏からの話も、どちらも信用できない、といった状況が生まれてしまいました。

ファインプレー

そんな中、

B氏及びK氏の今後の動向を推測する動きもありました。

特に、K氏を担ぎ上げているB氏については、

先般の臨時総会終了後、下記の行為をする始末です。

〔臨時総会当日〕

話にならない、と帰ろうとする役員方にまとわりつき、

コインパーキングに駐車していた役員方の乗る車の前に立ち塞がります。

さらに発進しようとした際、自ら車の前で転倒してみせ、怪我をした、と大騒ぎします。

警察を呼び、救急車まで来たところで、

実際に車に当たったかどうかの検証、怪我をしたどうかの検証を行いました。

何もなかったことが判明しても、B氏は知らぬ顔でした。

さて、

このような人物が、次に出る行動とは何か。

まさかとは思いましたが、念には念を入れて、

攻勢

K氏は、新しく選任された理事長として、

大規模修繕工事に係るコンサルタント会社へ出向き、解約する旨を伝えました。

しかし、これは保険代理店の機転により、手続きは阻止されました。

また、支払が滞ったことから、

攻防の始まり

管理組合メインの銀行口座が凍結されたことにより、

管理会社やその他保守業者への支払ができなくなりました。

  1. 偽の議事録で手続きができれば良
  2. 手続き不可でも、口座凍結なら支払が止まるので可