そんなA理事長の心情を知ってから知らずか、
S氏とK氏が、話し合いをしないか、と持ち掛けてきました。
A理事長及び役員方も、
このままでは、打つ手なしの状態でしたので、
話し合いに応じました。
一回に3時間程度、数回話し合いの場を設けましたが、
最終的には決裂しました。
理由は、
結局、S氏を緊急理事長として認めろ、といった主張だったからです。
そもそも緊急理事長とは何か?
そんなもの総会の決議もなしに、誰に認める権限があるのか?
仮に立候補者としてS氏を理事長にするにも、(A理事長招集の)総会自体成立しないではないか。
S氏は、その総会に議決権行使するのですか?
役員方の疑問には何一つ答えず、
B氏とA理事長の間に立って仲介できるのはS氏しかいない、と、
かつてB氏と組んでいたK氏も推薦します。
【考察】
結局のところ、S氏は、ホワイトナイトの体で近づいてきたB氏の手先でした。
K氏に至っては、B氏にいいように利用され、今は、S氏に利用されているのです。
誰もマンションの正常な運営など眼中になく、
口座が凍結され管理費が貯まる一方の管理組合口座を狙っているだけなのです。
その目的は、完全にB氏と一致するものであり、
関心のない、B氏に騙されている組合員は、
B氏が権限を持つと同時に、管理組合資金をかすめ取り、
すっからかんになった修繕積立金を発見してから大騒ぎするのです。