模索

そんなA理事長の心情を知ってから知らずか、

S氏とK氏が、話し合いをしないか、と持ち掛けてきました。

A理事長及び役員方も、

このままでは、打つ手なしの状態でしたので、

話し合いに応じました。

一回に3時間程度、数回話し合いの場を設けましたが、

最終的には決裂しました。

理由は、

結局、S氏を緊急理事長として認めろ、といった主張だったからです。

そもそも緊急理事長とは何か?

そんなもの総会の決議もなしに、誰に認める権限があるのか?

仮に立候補者としてS氏を理事長にするにも、(A理事長招集の)総会自体成立しないではないか。

S氏は、その総会に議決権行使するのですか?

役員方の疑問には何一つ答えず、

B氏とA理事長の間に立って仲介できるのはS氏しかいない、と、

かつてB氏と組んでいたK氏も推薦します。